くらし情報『小保方氏学位論文取消しについて「科学的根拠、論理性に問題」 - 早稲田大』

2015年11月3日 09:30

小保方氏学位論文取消しについて「科学的根拠、論理性に問題」 - 早稲田大

としている。なお、指導教員と審査員は学位論文審査時からすべて入れ替えたという。

早稲田大学総長 鎌田薫氏は今回の決定について、「最大1年間でこの問題を解決するというのは、社会に対するお約束だと思っていた。また、学位のない博士論文が1年存在するというのは異常。あと1カ月、2カ月というならわかるが、延期の希望について具体的な日程が示されていない。いつになるかわからないまま放置するわけにはいかない」と説明した。

また、この問題を受けて同大学は、小保方氏以外の博士学位論文について2014年3月および10月にすべての研究科に対して不適切な博士学位論文の有無に関する調査を指示。同大学図書館が博士学位論文をリポジトリに掲載するサービスを本格的に開始した2006年度から2014年9月までに学位が授与された論文について調査を行うこととした。
また、これ以後に学位が授与された論文についてもリポジトリ掲載前に確認を行っている。

現時点では2006年度以降に学位が授与された約2700本の論文についての調査はほぼ完了しており、その結果、学位取り消しの対象となる「不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明した」

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