くらし情報『小保方氏学位論文取消しについて「科学的根拠、論理性に問題」 - 早稲田大』

2015年11月3日 09:30

小保方氏学位論文取消しについて「科学的根拠、論理性に問題」 - 早稲田大

論文は発見されていないとしている。

しかしながら、研究の本質に関わらない部分において、引用不備などの訂正を要する博士学位論文が89本発見され、これらの論文のうち48本についてはすでに訂正作業が終了し、研究科運営委員会で訂正確認がなされている。訂正された論文は同大学のリポジトリで閲覧可能。国会図書館には、訂正報告書が納入されるという。

同大学では再発防止策として2014年10月6日に、「課程博士における博士学位および博士学位論文の質向上のためのガイドライン」を策定し、新たな研究指導および博士学位論文審査を実施している。鎌田総長は「学問の府として不適切な論文を放置しないということで、これまではいわば例外的な措置をとってきたが、残念ながら本来なされるべき訂正作業が終了しなかったため今回の決定に至った。今後は基本的な考え方に則り、博士課程における論文審査をより一層改善させることによって本学の教育の質の向上・信頼回復に努めていく所存である」とコメントした。

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