くらし情報『スプリント改善の兆しで鼻息荒い孫社長 - ソフトバンク順調も値下げ議論は「真摯に受け止める」』

2015年11月6日 11:30

スプリント改善の兆しで鼻息荒い孫社長 - ソフトバンク順調も値下げ議論は「真摯に受け止める」

スプリント改善の兆しで鼻息荒い孫社長 - ソフトバンク順調も値下げ議論は「真摯に受け止める」
ソフトバンクグループは11月4日、都内で2016年3月期第2四半期決算の説明会を実施した。同社の2015年上期は、ヤフーがアスクルを子会社化したことや、米スプリントの売上高が伸びたことなどから、売上高が10%増の4兆4238億円となった。

一方で純利益は、昨年アリババが上場したことによる一時益がなくなった影響から、23.9%減の4266億円にとどまり、増収減益の決算に落ち着いた。

○携帯料金の値下げ議論に「大人の対応をする」

主力の国内通信事業は、売上高が5.6%増の1兆5039億円、営業利益が5.9%増の4247億円と、「順調に伸びている」と代表取締役社長の孫正義氏は説明する。

通信ARPU(Average Revenue Per User)は前年同期比40円減の4190円で、通信サービス自体の売上は減少しているものの、コンテンツなどのサービスARPUが60円増の540円と伸長しており、業績の伸びに影響しているとのこと。

そうしたことから今後は、9月に提供を開始したネットフリックスなどのコンテンツ契約を伸ばしていく必要があると孫氏が見通しを語った。

また、鉄塔などの設備投資が一巡したことからフリーキャッシュフローが対前年比で3倍近くに増えており、経営は日増しに改善しているそうだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.