くらし情報『スプリント改善の兆しで鼻息荒い孫社長 - ソフトバンク順調も値下げ議論は「真摯に受け止める」』

2015年11月6日 11:30

スプリント改善の兆しで鼻息荒い孫社長 - ソフトバンク順調も値下げ議論は「真摯に受け止める」

と、大人の対応をしていくと孫氏は話している。

「(携帯電話事業者が)もうけすぎという声も聞かれるが、企業は業績を伸ばすことが使命。そのうえで、より安価なサービスや高度なサービスなど、多様なニーズに応えられる商品をそろえていきたい」とも話しており、料金プランなどに対して柔軟な対応をとる構えも見せている。

○スプリントの業績改善に強い自信

続いて孫氏は、ソフトバンクグループで最も大きな課題となっている、スプリントの再建に言及した。

純減が続いていたポストペイド契約の契約数が、マルセロ・クラウレ氏がCEOに就任して急速に回復し、今四半期は55.3万の純増に至ったとのこと。なかでも孫氏が注目しているのは、売上で多くの部分を占めるスマートフォンなどの携帯電話端末の利用者、そして信用が高く、長期的に契約してくれる優良顧客の純増が増えていることだという。

これまでスプリントは、信用が低く、端末代を払うことなく解約してしまうような、サブプライムカスタマーを多く獲得することで純増数を増やしてきたという。

だが、マルセロ氏の体制に切り替わってから、そうした顧客を減らして優良顧客を重視する戦略をとった。

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