くらし情報『ホームオートメーション中心に独自のIoT戦略を進めるBroadcom』

2015年11月6日 16:14

ホームオートメーション中心に独自のIoT戦略を進めるBroadcom

最後に、同氏は「IoT市場は誕生したばかりだ、今は市場規模はとても小さいが、10年先、20年先には大きく伸びる。IoTはとてつもなく大きなチャンスをもたらす。そのために必要なことは、可能性にすぎなかったことを具現化するということだ」と結論付けた。

○WICIDを介してIoT推進エコシステムを構築

Broadcomが力をいれるホームオートメーションの分野で、ホーム機器のIoT化を促進するために市場投入しているのがWICED(Wireless Internet Connectivity for Embedded Devices)と名付けた、手のひらに載るほどの大きさの製品群である(図9)。

IoT担当シニアVPのStephan DiFranco氏(図10)は「WICEDは、アプリケーション用マイコンが搭載された組込機器向け無線LANモジュールで、これ1つでTCP/IPなどの無線LAN機能処理に加え、ホスト機器側のアプリケーション処理まで行うことができる。この開発キットを既存のホスト機器と接続するだけで、シリアル通信による無線LAN化も容易に実現できる」と説明する。

「オープンソース・コミュニケーションによりIoT普及のために広範なパートナー企業と組んでエコシステムを構築しており(図11)

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