2015年11月6日 17:08
Microsoftが各国政府と取り組むワールドワイドのセキュリティ対策
氏である。
Mckay氏はサイバーセキュリティの公共政策という自社の取り組みを、「世界各国の政府やIT業界のパートナーとともに政策を策定し、世界的なセキュリティを高める」のが目的だと説明しながら、米国政府や議会はもちろん、日本を含む各国の行政機関とサイバーセキュリティに対する政策に日々携わって来たと語った。
Microsoftのサイバーセキュリティに対する歴史は長く、Mckay氏は新しくも古い"クラウド"というキーワードを用いて、その長い歴史を示した。
Outlook.comの前身であるHotmail(1996年ローンチ)を引き合いに、「Hotmailを使い始めたのは大学生だった」と語りながら、インターネットの黎明期から現在までの間、我々がインターネットという技術を享受するように、攻撃者もインターネット技術を活用しているため、あらゆる角度からセキュリティ対策を講じる必要があることを強調した。
「Trustworthy Computing(信頼できるコンピューティング)」をMicrosoftが提唱し始めたのは2002年だが、その頃から同社はセキュリティ対策に強くコミットし、多くの投資を行ってきた。