2015年11月9日 09:00
事例で学ぶiPhone/iPad活用術 (200) iPadで新人の営業支援、対面営業で質の高い情報を提供-日本アジア証券
シリーズ」だったという。
FNシリーズは取り扱っているファンドの情報、国内外の株価指数や外貨為替、国内外の債権や短期・政策金利、市況概況をはじめとするグローバルなマーケット情報、ファンドを比較する機能などを提供するサービスで、タブレット版「QUICK FN タブレット」も用意されている。そこで同社では「QUICK FN タブレット」とその閲覧端末としてiPadを、2015年度および14年度の新人、支店長を対象に配付し、販売促進の支援ツールとして活用している。
販売促進支援ツールの端末にiPadを選んだのにはもちろん理由がある。
「iPadを配付する前、会社が用意している営業ツールは紙の資料のみ。営業担当者の中には個人のスマートフォンなどで、お客様にインターネットの情報を見せたりしていましたが、会社としてモバイルツールの提供はしていなかったのです。モバイルの文化を浸透させるためには、ユーザーがほしがるモノを提供することだと考えました。そこで最も魅力あるタブレット端末として選択したのが、iPadでした」
こう語るのは、日本アジア証券の情報システム企画・導入・運用などを手がけている日本アジアファイナンシャルサービスコンサルティング事業部 シニアコンサルタントの千葉雄大氏だ。