2015年11月10日 19:33
理研、京で数千km遠方の観測データを活用して天気予報の精度を向上へ
今回の研究では、京を活用することで、現実大気の実際の2011年11月の観測データと、解像度112kmの全球大気モデル「NICAM」を使った10,240個のアンサンブルデータ同化に成功。この結果、北米大陸五大湖付近の観測データの影響が、はるか数千km遠方まで及ぶ相関パターンを発見したという。
今後は、計算コストを抑えながら効果的に観測データの影響範囲を広げる方法を研究し、GPMによる衛星観測データなどさまざまな観測データを現在よりさらに効果的に活用することで、実際の天気予報シミュレーションの精度向上が期待できるとしている。
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