くらし情報『10代の若き研究者たちがバイオテクノロジーで世界へ挑戦! - WBT アンバサダー・プログラム』

2015年11月16日 15:17

10代の若き研究者たちがバイオテクノロジーで世界へ挑戦! - WBT アンバサダー・プログラム

という意見を持っていることがわかった。

この結果について、柳田氏は「インフルエンザワクチンで本人の感染を防げるという誤解があるからではないか」と考察。また、お母さん方から「もっと予防接種を受けやすい環境を作って欲しい」という声があったことから、自由な接種環境および情報環境が必要であると結論づけた。

●最も優秀な10代のサイエンティストは誰?
○スピルリナを使った肥料でエチオピアの栄養不良を解決したい

高校2年生の蒲朋恵氏は、この夏、腰のあたりまであった長い髪の毛をばっさり切り、医療用のウィッグ製作用に髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」を行ったという奉仕の精神あふれる心の持ち主だ。そんな蒲氏はエチオピアの食糧問題に着目した。

栄養不良は2種類に分けられる。生命維持に関わるエネルギー自体が不足しているものと、エネルギー源となる炭水化物は足りていても、ビタミン、ミネラル、タンパク質が不足しているというもの。後者では、身体や知能の発育に影響を及ぼし、病気にかかりやすくなるという問題がある。
エチオピアの5歳未満の子どもの栄養不良の割合は約50%といわれている。この原因について蒲氏は、作物の生産性が低く野菜の量が少ないためであると分析。

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