2021年12月24日 15:00
梶裕貴「役者力を磨いてきたい」 声優業への情熱と新しい挑戦を続ける思い
梶は「新しいことに挑戦できる場所をいただけるだけでもありがたい」としみじみ。なぜ新しい挑戦を続けるのか、その理由をこう語る。
「僕は声優という仕事に、誇りと責任を持って取り組ませていただいています。だからこそ、もっと魅力的でおもしろい役者になりたい。そのためにも、いろいろな場所でたくさんの経験をして、役者力を磨いていきたいんです。ドラマやバラエティなど慣れない場所でお仕事をさせていただくと、当たり前ですが、どこに行っても“ド新人”になりますし、そのたびにたくさん緊張もします。でも…やっぱりそこでしか感じられない感覚って絶対にあるんですよね。だからこそ、どんなに怖くても挑戦させていただいています。
そこで改めて、自分の求めているもの、好きなものや苦手なものがわかったりもしますし」
コロナ禍においては、本作の公開も繰り返し延期になるなど、エンタメ業界もあらゆる影響を受けてきた。梶はコロナ禍で「嫌気が差すほどの絶望、同時に、たくさんの希望も感じた」そうで、仕事について熟考する機会にもなったという。
そこで強く心に湧き上がってきたのは、「自分は、本当に声優という仕事が好きなんだ」だということ。