5000社の顧客を5000万社に拡大できなければ、企業は生き残れない
大規模な新顧客戦略
2018年にはBtoC企業の80%、BtoB企業の60%が、「デジタルフロントドア」を抜本的に再構築し、今よりも1000~1万倍の大量の顧客および顧客接点をサポートするようになる
BtoB企業は、これまで5000社の顧客を持っていたとすれば、今後は5000万社を顧客にできる能力を持つようになるという。逆に「5000社を5000万社に拡大できないような企業は生き残れない」とまで、中村氏は断言する。
サプライヤーとパートナーの再選別
2020年には、今日存在しているITベンダーの30%以上が姿を消す。そのため、優先すべきベンダー関係を慎重に見直す必要がある
2020年にはPaas分野では前述の6社(AWS、Google、IBM、MS、Salesforceともう1社)のクラウドプラットフォームベンダーが、市場の75~80%を支配し、それ以外のベンダーは市場から撤退するか、補完的な役割を見いだす必要に迫られるという。これに対し、「CIOは、前述の予測1~9をふまえて、現在のパートナーがどのポジションにいるかを確認することが重要」と中村氏は述べた。
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