くらし情報『岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家』

2015年12月14日 11:54

岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家

岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家
日本有数の米所である岩手県奥州市の胆沢扇状地の広がる農村集落は、日本三大散居村の一つといわれている。広大な耕地のなかに民家が点在する風景は、現在も昔からの落ち着いた日本の風景を残している。

農林水産省が公表している平成27年耕地及び作付面積統計(農林水産省統計ページ)によると、全国の田の総耕地面積は244万6000ヘクタール(ha)で、前年度より1万2000ヘクタールが減少している。後継者不足や減反政策により、年々減少を重ねているが、減反政策は2018年度からは大きく変更される見込みが伝えられている。「食」文化のみならず、このような美しい景観を含む日本の文化を残すためにもビジネスに強い農業が期待されるところだ。

この岩手県の休耕田を活用して、新しいバイオエタノールビジネスに取り組んでいる企業がある。株式会社ファーメンステーションは、奥州市と現地の農家の方々とともに”循環型”のビジネスに挑戦している。バイオエタノールといえば、代替エネルギーや新エネルギーとしても注目されている。
お米から作り出されるエネルギ-。ファーメンステーションも当初はこの代替エネルギーに着目していた。

○M&Aからバイオエタノールビジネスへ

岩手県奥州市も、農産物生産価格の低迷や農業後継者の減少などの影響を受け、休耕田や耕作放棄地が増えている。

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