くらし情報『岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家』

2015年12月14日 11:54

岩手発!休耕田からエタノール!ある企業が目指す地域循環型ビジネスと注目の女性起業家

これらの問題に危機感を抱いた有志が結成したグループ「明日の胆沢の農業を語る会」が1996年から地域活性のために様々な活動を行ってきた。活動が実を結び、岩手県奥州市の自治体の事業として地域活性化プロジェクト「米からエタノールとエサを作る地域循環プロジェクト」として活動がスタートする。ファーメンステーション代表の酒井里奈さんは、このプロジェクトに最初から携わった一人だ。

胆沢区の田園地帯で見られる”ほんにょ”の風景が大のお気に入りだという酒井さんは異色の経歴を持つ人物だ。大手都市銀行や外資系証券会社に勤務し、企業のM&Aなどの仕事に携わってきたが、「代替エネルギー」への興味から東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学。2009年にファーメンステーションを設立している。

酒井さんは、「自分が本当にやりたいことを仕事にしようと考えていたところ、たまたまテレビで目にした発酵・醸造技術に惹かれ、キャリアの変更を決めました。それくらい、発酵、微生物の世界は面白いと思っています。」と好奇心が何よりの決め手だったことを教えてくれた。


○「米からエタノールとエサを作る地域循環プロジェクト」スタート

具体的な活動として、休耕田に「つぶゆたか」

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