なぜ猫は「岩合光昭の世界ネコ歩き」に夢中になるのか - 獣医師が解説
見晴らしの良い高い所や、自分は隠れることができるけど猫からは視野が確保できるような場所を猫は好みます。
そして、猫が好きな場所というのは世界共通なようで、このような場所にいる猫が番組内でよく登場します(岩合さんは、多くの経験からどんな場所に猫が隠れているのか知っているのでしょう)。番組を見ている日本の猫たちは、「あー、良い休憩場所だにゃ」と羨ましく思っているのかもしれません。
○ストーリー性がある
世界ネコ歩きの中では、1つの画面の中に複数の猫が同時に登場することもあります。猫が鳴くと人間向けに「オス猫が好意を持っているようです」などの解説が入りますが、猫は猫語がわかりますので画面の中で繰り広げられるストーリーを把握しています。
日頃人間のドラマばかり流されている猫からすると「この番組はストーリーわかるにゃ」といったところでしょうか。猫に野次馬根性があるかわかりませんが、室内に住んでいる猫にとって猫同士のドラマを見るのも良い刺激になるのでしょう。○まとめ
「世界ネコ歩き」はある意味猫の密着ドキュメンタリー番組ですので、猫が夢中になるのも当然のことかもしれません。
現在月に1本のペースで新作が放送されているようです。