くらし情報『藤井道人監督、再び『新聞記者』に挑んだ理由 米倉涼子の座長ぶり、綾野剛・横浜流星への信頼も語る』

藤井道人監督、再び『新聞記者』に挑んだ理由 米倉涼子の座長ぶり、綾野剛・横浜流星への信頼も語る

「どちらも内閣情報調査室についても描いていますし、エンタテインメントを通して正義や“声なき声”に注目している。『アバランチ』は劇場型でファンタジーな部分もあり、なおかつ攻撃性のあるドラマにしたいと思っていました。一方の『新聞記者』は綿密にリサーチをして、作品にリアリティを与えていこうとした。アプローチは真逆でありながら、観てくださった方が何かを考えるきっかけになれるような作品になったと思います」と胸を張りながら、「『アバランチ』は剛さんに誘っていただいて参加しました。剛さんからのお誘いならば、無条件で『頑張ります! 力になりたいです!』と前のめりになります」と大きな笑顔を見せていた。

■藤井道人
1986年8月14日生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。
伊坂幸太郎原作の映画『オー!ファーザー』(14)で長編監督デビュー。以降『青の帰り道』(18)、『デイアンドナイト』(19)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20)、『ヤクザと家族 The Family』(21)など精力的に作品を発表しており、今後も『余命10年』(3月4日公開予定)

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