くらし情報『藤井道人監督、再び『新聞記者』に挑んだ理由 米倉涼子の座長ぶり、綾野剛・横浜流星への信頼も語る』

藤井道人監督、再び『新聞記者』に挑んだ理由 米倉涼子の座長ぶり、綾野剛・横浜流星への信頼も語る

ものづくりに対してお互いに『80点じゃダメだ、もっと越えていこう』という意識があるので、僕たちは似た者同士なんだと思います」と微笑む。

○■“自分だから撮れる横浜流星”を捉えたかった

もう一人、藤井監督が「自分と似ている。兄弟のよう」と話すのが、新聞配達をしながら大学に通う木下亮役の横浜流星だ。政治に無関心だった亮が、次第に自分ごととして社会に向き合っていく姿が描かれる点は、Netflix版の大きな特徴。藤井監督は「再び『新聞記者』を作るとしたら、自分に近い視点を入れたかった。亮はほぼ、僕自身です」と告白する。

「流星とは、彼が10代の頃から知っている仲です。ドラマ、映画、広告など、日本で今もっとも求められている俳優の一人だし、かっこいい流星を撮れる人はたくさんいると思います。
僕は彼を兄弟のように思っているので、彼の人間性や彼の良さをわかっている“自分だからこそ撮れる流星”を捉えたかった。亮というキャラクターは、とても静かな役柄です。多くを語らないけれど、表情一つで彼の葛藤がわかるような芝居を撮りたかった。流星は見事にそれに応えてくれて、僕にとって彼のベストアクトだと思うものが撮れたと思っています」

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