くらし情報『iOSを狙う攻撃が拡大へ? - ウォッチガードが2016年セキュリティ予測』

2015年12月24日 16:22

iOSを狙う攻撃が拡大へ? - ウォッチガードが2016年セキュリティ予測

3点目は中堅・中小企業だ。この規模の企業のセキュリティ・インシデントは、依然として基本的なセキュリティ対策不足が原因となっている。そのため、攻撃によるリスクを大幅に軽減するには、まず基本的な対策を見直すことが重要としている。

4点目はiOSだ。これまで、AppleのiOSデバイスよりもAndroid端末のほうが、脅威リスクが大きいと見られていたが、2015年はAppleの開発プラットフォームに対するサイバー攻撃が発生した。Appleの公式マーケットプレイス上にマルウェアを感染させるために、犯罪者がより多くのiOSデバイスを標的に攻撃を行うことが考えられるという。

5点目は、悪意ある広告で、マルウェアとアドバタイジング(広告)を組み合わせた造語である「マルバタイジング(悪意ある広告)」が増加した。これは、アドバタイジングネットワーク経由で信頼されているWebサイトに悪意あるコードを送り込むことで正規であるかのように装う攻撃となっている。
ウォッチガードは具体的な予測も立てており、2016年は、このマルバタイジングが3倍に増えると見立てている。HTTPSの使用が拡大することでマルウェア感染の成功率が上昇することが予想されており、HTTPSを検査できないセキュリティ機能を使用している場合は、早期に対策を検討する必要がある。

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