理系のための恋愛論 (583) 女子の「社交辞令」を"特別"と勘違いしないための心得
「出身、どちらなんですか? 」「何月生まれですか? っていうか誕生日は? 」「ご自宅どのあたりですか? 」「休みの日は何をされてるんですか? 」「今度の忘年会行きます? 」「お正月とか出掛ける予定あるんですか? 」というようなことをあなたに聞いてくる女子もいることでしょう。
顔見知り程度の知り合いでしかないのに、飲み会に行くのか? 誕生日はいつ? 家はどの辺? なんてことを聞いてくるのは、オレに興味があるというか、オレを知りたいっていうことなのか? と男子としては思ってしまうかもしれません。
ですが、女の子的には、エレベーターの中にふたりきりという気まずい時間を、何とかして話を広げて楽しい会話でやりすごそうという……そんな気持ちの場合がほとんどです。
誕生日がいつかわかれば、それじゃあ射手座なんですね、と星座の話などもできますし、住んでいる場所を聞いて知っているところだったら、「あそこのお店知ってます? 」とトークを展開できます。
不思議なもので、男子同士の場合、つきあいが長い相手ともお互いに出身地や自宅近辺の話など、基本情報的なことを聞かないまま何年も過ごしているのはよくあることです。