2016年1月6日 16:53
AMDの次世代アーキテクチャ「Polaris」、そしてグラフィックスビジネスにおける今後の製品戦略
その様子は、YouTubeでも公開されているが、Intel Core i7-4790Kをベースとしたシステムにおいて、STAR WARS BATTLE FRONTを動作させるPolaris GPUと、GeForce GTX 950の比較デモを実施。Polarisベースのシステムが90W弱のシステム消費電力で1080p/60fpsのミディアムセッティングを動作させられるのに対し、GeForce GTX 950では150W前後を必要とするとして、Polarisの省電力性をアピールした。
このデモに使用したPolarisのベータチップは、12月3日の記者説明会で公開されたが、撮影は許されなかった。ただし、Kudori氏が「最初のPolarisチップは、モバイル向けに設計されたものであり、デスクトップ向けにもメインストリーム製品として展開することを計画している」と説明するとおり、かなり小さなチップに仕上がっていた。その一方で、メモリについては「メインストリーム製品は、GDDR5を継続して利用していく」というとおり、HBM(High Bandwidth Memory)は採用されていない。その一方で、「今後、複数のGPUを展開していく」