くらし情報『"100人に1人"をたくさん持てば、唯一になれる - さとなおさんの働き方』

2016年1月7日 07:00

"100人に1人"をたくさん持てば、唯一になれる - さとなおさんの働き方

「生活者が二極化しているかも」と思い始めたのも、2年前くらいです。それまでも、時代が変わってきてるぞという意識はあったのですが、整理がついたのはこの1年ほどです。

――周囲の反応はいかがですか

いま、相手を切り分けようと言っているマーケターは、あまりいないんですよ。更に、こちらは今まで通り、こちらにおいては露出もきかない……と言っている人はほとんどいません。ただ、ちゃんと言葉に表して指摘している人がいなかっただけで、名だたるクリエイターたちは皆、同じ方向に来ているように感じます。

切り分けについて考えているマーケターがいないのは、皆ネットを見ながら生活している"砂一時代"の人であることが大きいですね。露出を増やせば伝わるのは砂一以前の人たちで、砂一時代の人たちには露出増が効かない。それなのに、ネットでの露出を増やそうとして「もっとバズらせろ」と言ってしまうと、消耗戦にしかならないんです。


――名だたるクリエイターの方も同じ方向にいるのは心強いですね

現場のひとはその通りだというけど、でも役員がね、という話にはなります(笑)。ただ、それはしょうがないですから。ある考え方が浸透するのには、時間がかかるんじゃないかと思います。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.