くらし情報『事例で学ぶAndroid活用術 (20) 2つのタフネススマホで目指す先は"2020" - ALSOKの取り組みとは?』

2016年1月12日 09:30

事例で学ぶAndroid活用術 (20) 2つのタフネススマホで目指す先は"2020" - ALSOKの取り組みとは?

そうだ。ほかにも気象情報を調べて「接近しつつある台風の状況を調べる」とスマートフォンならではの利用が進められている。

その一方で、重要な顧客データを扱う立場であるため、「セキュリティ」はもっとも重要視する条件の1つでもあった。ネットワークは閉域網を活用して外部からのアクセスを防止。重要データは端末へのダウンロードを許可せず、閲覧のみにして端末に保存しないようにした。インターネット接続先も制限しており、MDMによって安全性も確保した。特に、タフネススマートフォンと閉域網を1社で提供できるのがKDDIだけだったという点も、今回の採用の大きなポイントだったそうだ。

○導入をスムーズに進めた影の立役者「モバイル百人会」

もともとALSOKは、ロボット警備員をはじめとしてIT化を推進しているが、トップダウンによるIT化だけでなく、現場からの声を吸い上げて活用する仕組みも整えられており、今回の導入では「モバイル百人会」と呼ばれる社内での取り組みがあったという。


このモバイル百人会は、E05SH時代の2012年に発足しており、モバイル端末を使う現場の警備隊員を全国から集めて、「今までのフィーチャーフォンの問題は何か、将来、どういう端末を利用したいか、どんな機能があればいいか」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.