2016年1月13日 12:13
Facebookで差をつけろ! 成功例に学ぶマーケティングの極意 (7) ふらっと立ち寄ったSNSで潜在ニーズを呼び起こす、Oisixの場合
有機野菜などこだわり食材の宅配サービスを展開する「Oisix(オイシックス)」は、顧客とのリレーションシップと新規会員獲得を目的に、2012年からFacebookページを運用している。
現在はモバイルに重点を置き、オーガニックの記事は主に広報チームが担当。季節にあわせた情報発信で接点を広げる一方で、新規顧客の獲得には積極的にFacebook広告を活用している。こちらはプロモーションチームが担当し、定期会員の獲得に向けた第一歩となる「おためしセット」の購買へと結びつけている。
ちなみにこの「おためしセット」の累計販売数は、2015年夏時点で100万セットを突破。この数字はもちろん以降も伸び続けており、そのことにFacebook広告も貢献しているという。成功の舞台裏と現在進行中の新たな取り組みについて、Oisix EC事業本部 PR&リテイン室の白石 夏輝氏と井上 政人氏に話を伺った。
○オーガニック投稿とFacebook広告で明確に役割を分担
2015年末時点で6万人近いファンを獲得しているOisixのFacebookページ。
季節ごとの料理やリアル店舗のキャンペーン情報、食材へのこだわりといった記事が、たくさんのおしいそうな写真とともにタイムラインに並んでいる。