くらし情報『Windows 10ミニTips (47) Windows 10で古いNASにアクセスできない症状の処方箋』

2016年1月15日 00:00

Windows 10ミニTips (47) Windows 10で古いNASにアクセスできない症状の処方箋

Windows 10ミニTips (47) Windows 10で古いNASにアクセスできない症状の処方箋
Windows 10に移行すると、一部の古いNAS(Network Attached Storage)へアクセスできないケースが散見する。これはNASのOSがLinuxなどを使用し、ファイル共有プロトコルであるSMB(Server Message Block)の古いバージョンを使用しているからだ。今回はWindows 10側でこの問題を解決するTipsを紹介する。

○SMBのバージョンとは

WindowsはSMBというファイル共有プロトコルを用いて、互いのPC上に保存したファイルをやりとり可能にしている。ここで混乱しやすいのがCIFS(Common Internet File System)の存在だ。

MicrosoftやLinux周辺の説明も時代によって異なるが、現時点でMicrosoftは「SMB 1.0は、CIFSを拡張したプロトコルとしてWindows 2000以前のOSに実装した」と説明する。そのため「SMB 1.x = CIFS」とし、現在のWindowsは「その時々の最新SMBを使用している」という認識で構わない。

Windows 10はSMB 3.1.1という最新のバージョンを実装しているが、それを使えるのは(執筆時点で)

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