2016年1月18日 21:49
Windows 10 スマホから、リモートデスクトップでSurface Pro 4を操作 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
前回の記事で、Windows 10のユニバーサルWindowsアプリ不足について言及した。それにMicrosoftが即応したわけではないと思うが、1月13日(米国時間)に、FacebookアプリがContinuum for Phoneに対応し、Wireless Display AdapterがUIを大きく刷新するなど、変化が生じている。
そこで今回は、UWP化したリモートデスクトップ接続アプリケーション「Remote Desktop Preview」に注目したい。Remote Desktop Previewの最新版・バージョン844では、Windows 10 MobileやContinuum for Phone、特殊キー(Alt + Tabなど)の送信を新たにサポートした。
その使い勝手は従来のリモートデスクトップ接続と同じため、一見するとアピールポイントに欠ける。だが、RDゲートウェイ経由のアクセスやRemoteFXのサポート、タッチ操作のサポートを実現している。従来のデスクトップアプリ版と比べると、直感的な操作が可能になったのが大きな特徴だ。
接続直後はキャッシュを作成しているのか、応答するまでに時間を要したものの、10秒ほど待つとIEEE 802.11gのWi-Fi環境でも比較的スムーズにWindows 10のデスクトップを操作できた。