2016年1月18日 21:49
Windows 10 スマホから、リモートデスクトップでSurface Pro 4を操作 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
執筆時点ではContinuum for Phoneをサポートするデバイスが国内に存在しないため検証できないが、海外ニュースによるとLumia 950からContinuum for Phoneでディスプレイに接続し、その上でRemote Desktop Previewによるリモートデスクトップ接続が可能だったという。
これだけでは「リモートデスクトップ接続のUWP化」という話だが、ポイントはRemote Desktop Protocol(RDP)の改善にある。公式ブログの解説によれば、Windows 10およびWindows Server 2016 Technical Preview 4はRDPバージョン10.0に対応。4Kディスプレイの台頭を踏まえて、高DPI環境を考慮した自動サイズズーム機能や、H.264/AVCによる圧縮を実現したそうだ。今後はRemoteFX vGPUシナリオ上のOpenGLサポートを予定しているという。上図はRDP 8.1以前とRDP 10.0のレンダリング結果をMicrosoftが示したものだが、筆者が説明するまでもなくテキスト描画が改善し、見やすくなっている。