2016年1月28日 15:14
セールスフォース、セキュリティ強化などHeroku Enterpriseを拡張
分断された区画にはそれぞれ以下の基本構成機能が実装されており、ユーザーは独立したHeroku環境とトラフィックを専有して使用できる。
「アプリ実行環境「Dyno」(アプリケーションコンテナ)→スケーラブルなアプリケーション実行環境。デプロイの際は言語を自動判別してビルドする。Ruby、Node.jp、Java、PHP、Python、Scala、Clojureに対応。
データベース→リレーショナル型データベースのPostgreSQLとキーバリューストア型データベースのRedisの2種類。
140種類の拡張機能(アドオン)→サードパーティ製WEBサービスをHerokuと連携できる。
Heroku Connect→Force.comで利用したデータをHerokuと同期させる連携機能。業務データとリリース用データの同一性を保証する。
設定機能に含まれる「リクエストIPアドレスの制限」によって、特定のIPアドレスとのリンクのみを許可することが可能。顧客のオンプレミス環境など、他のリソースとの連携がセキュアに行える。
マルチリージョン対応としては、これまでHerokuの機能群を配備できる場所が米国東海岸または欧州のデータセンターに限られていたが、東京からもアクセシビリティ、コンプライアンスやその他の要件に応じて選択し、展開することが可能となった。