くらし情報『セールスフォース、セキュリティ強化などHeroku Enterpriseを拡張』

2016年1月28日 15:14

セールスフォース、セキュリティ強化などHeroku Enterpriseを拡張

というのも、Heroku EnterpriseはIaaS環境にAmazon Web Service(AWS)を利用しているため、Amazonのデータセンターが存在する場所に配置が可能なのだという。

相澤氏は「東京リージョンへの対応は日本のお客さまからこの3年間求められ続けてきた」と語る。これまでは米国か欧州のデータセンターを使用しており、どうしてもネットワークの遅延が生じてしまっていたためだ。

今回Private Spacesが東京リージョンに対応したことによって、海外のデータセンターに展開した場合と比べて遅延時間が大きく短縮したという。米国と東京に展開された同じアプリケーションのレイテンシ比較デモが行われたが、東京では遅延時間がおよそ87%短縮されるという結果が出た。現時点での対応地域は、東京・バージニア・オレゴン・フランクフルトの4カ所で、2016年中にシンガポール・シドニー・カリフォルニア・ダブリンのデータセンターへの対応を予定している。

さらに、SAML2.0サポートによるシングルサインオン(SSO)に対応し、SalesforceやActive Directory、LDAPなどが提供する認証機構を用いてHeroku Enterpriseにログインできるようになった。

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