2016年1月29日 08:00
アンシス、「ANSYS 17.0」を発売 - パフォーマンス、生産性、洞察力を改善
に新たに導入された特許出願中のTDM(時間分割法)によって、過渡磁場シミュレーションの演算能力と演算速度が飛躍的に向上。モータ、トランスの設計時に、高精度なEMシミュレーションを行って設計を最適化することができる。
なお同バージョンにおいては、クリティカルシステムのシステム設計から、形式言語によるソフトウェア開発、アプリケーションライフサイクル管理を構築するツール群「SCADE」の強化も行われた。
米ANSYS Director of Product Marketing バリー・クリステンソン氏が、「ここ10年でANSYSのポートフォリオは、構造、流体、電磁気、半導体、ソフトウェアというように大きく広がってきた。複数の物理領域をカバーして全体的な幅広い改善が行われたのが17.0。さらに大きなポイントとしては、それぞれ個別の技術を開発しただけでなく、より統合された形で密接に連携できるようにした点」であると説明しているとおり、今回のバージョンアップでは、それぞれの分野について大幅な性能向上が図られ、また連携が強化された形となる。
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