和田琢磨、『刀ステ』物語の行方は…「役者側も楽しみに」 改めて感じる魅力とは?
○■新たに『刀ステ』シリーズに触れる人におすすめな点は?
――2020年の「科白劇」以来の上演となりますが、心境はいかがですか?
前回はコロナ禍が始まったばかりで出演者もスタッフの方も右も左もわからず、どういう対策をとっていいのかも確立されていない状況でした。今振り返ってみると、あの時期にあの規模の公演を最後までやり遂げられたのは一つの自信にもなりましたし、今回は初めからみんなの結束力が高いと思います。
――コロナ禍で大変なことも多いですが、逆にこれを機に配信などでも新たに『刀ステ』シリーズに触れてみようと思う方もいるのではないかと思います。『刀ステ』の魅力はどのようなところにあると思いますか?
僕も舞台のお話をいただいて『刀剣乱舞』のコンテンツに触れるようになったのですが、もともと歴史好きだったのもあって、歴史のifを描いたところに想像力をかき立てられると思いました。たとえば「もし織田信長が、本能寺の変で死んでいなかったら?」とか、公演ごとにすごくロマンを感じる物語があって。もちろんさまざまな刀剣男士のキャラクターが出てくるところも魅力ですけど、単純に歴史が好きな方にも楽しんでいただけるんじゃないかな。