くらし情報『Windows 10 IPの開発が遅れる要因「OneCore」とは? - 阿久津良和のWindows Weekly Report』

2016年2月1日 23:39

Windows 10 IPの開発が遅れる要因「OneCore」とは? - 阿久津良和のWindows Weekly Report

にリリースしたWindows NT 3.1のカーネルとWindows 10のカーネルは似て非なるものだ。

つまりOneCoreは、PCやタブレット、スマートフォン、Xbox Oneなどを包含する「One Windows」プラットフォームを実現するために必要な基盤となる。具体的には、Windows 10プラットフォームに共通する一連のAPIやDDIといったインタフェースを指す。OneCoreを使って開発したユニバーサルWindowsアプリやドライバーは、デバイスを問わずWindows 10プラットフォームで動作する仕組みだ。

デバイスのサポート状況がOSの価値を左右することを、Microsoftはよく知っている。だからこそOneCoreによって、Windowsプラットフォーム全体のユニバーサル化を推し進めたいと考えている。

○ビルドナンバー再設定の理由

Windows 10 Insider Previewに関しては、ビルドナンバーの再設定も気になるところだ。Aul氏は「Windows 10とWindows 10 Mobileのコードベースを合わせるため」と説明しているが、これは狭義の意味でWindows 10とWindows 10 Mobileを別チームで開発していたことも影響しているのだろう。

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