くらし情報『東京都武蔵野市で「保活交流会」を開催 - 不承諾通知に「働けない」の声』

2016年2月12日 17:42

東京都武蔵野市で「保活交流会」を開催 - 不承諾通知に「働けない」の声

○3歳の壁「入れてもまだ不安……」

また、小規模保育室を増やして、待機児童を吸収するやり方は別の問題も含んでいる。いわゆる「3歳の壁」だ。市が開設するグループ保育室や家庭的保育室(保育ママ)はいずれも0~2歳までが対象。認可保育所や認証保育所の一部でも2歳までの受け入れだったり、規定はなくても3歳以上の児童数が極端に少なくなったりするところもある。その場合、児童が3歳児クラスに上がる際に再び新たな預け先を探さなくてはならないのだ。

4歳の子どもを認証保育所に通わせているある母親は、「4月から同い年の子がゼロになるため認可に申し込んだが不承諾で、幼稚園に通うことを選ばざるを得ない。今後仕事と両立できるか分からない」と言う。また別の母親も「ひとまず2歳まで通えるとホッとしても、3歳のときにまた保育園に通える保証がないので、いつまでも不安がつきまとう」と話した。


その他には、「いままで抽選で決まった認証が認可化されていくと、入所の優先ポイントが低い家庭は預け先がなくなる」「需要予測が実態とかけ離れているので修正すべき」「学童保育の情報公開もしてほしい」などの意見もあった。グループのスタッフは、「不承諾通知を受けた人はぜひ異議申し立てをして、文書で表明することが大事」

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