「NTT R&Dフォーラム2016」で未来を体感! - スマホを使った新技術や「ぶつからないクルマ」などを展示
と力説。巨大なサイネージに混雑状況を表示させれば、来場者を効果的に誘導できそうだ。美術館などの文化施設、アミューズメントパークなどの商業施設のほか、駅や空港などの公共交通機関などでも利用できるだろう。
●「ぶつからないクルマ」
○人工知能×自動車が未来の社会を変革する
NTTでは最近、「ロボット開発をどうするんだ」と頻繁に聞かれるようになったという。ソフトバンクの「Pepper」が話題を集めている影響だろう。NTTのロボット開発について、事前説明会に登壇した同社代表取締役副社長の篠原弘道氏は「ハードは協力パートナーから提供してもらい、NTTでは頭脳を提供していく」とのスタンスをあらためて示している。この日の会場でも、ロボットや人工知能とNTTの技術が融合した取り組みがいくつか紹介されていた。
トヨタ自動車の「ぶつからないクルマ」は、未来の運転支援技術。
通信技術をNTTが、人工知能をPFN(Preferred Networks社)が担当する。自動車の運転に、人工知能はどう貢献するのだろうか? ブースでは各担当者が技術の”肝”に触れていった。NTTでは、かねてから「エッジコンピューティング」