2016年2月18日 09:30
2020年に向け、NTTが描くAIを活用した近未来
10,000人による検証実験では、体験できたアトラクションが減少した人は1,000人程度であったのに対し、増えた人は3,300人程度と、ある程度効果が確認できたという。
「Network-AI」は、複数のAIや有機的につながり成長し、社会システム全体を最適化するもので、研究・開発はこれからの分野だという。
同社では、これらの技術をハードウェアを提供する企業とのコラボレーションにより、頭脳として提供する。
たとえば、パナソニックとは、「映像サービスの革新」や「ユーザーエクスペリエンスの進化」を目指し業務提携。スタジアムにおいて、観客の好みの映像を楽しむことができるサービスや、臨場感あふれる映像を日本のみならず世界に届けるサービスのほか、映像モニタリングシステムとサイバーセキュリティ技術等をベースに、安心・安全な暮らしを支える分野での新たな提案を行っていく。
トヨタとは「ぶつからない」を学習する車の研究を行っている。トヨタの考える人工知能を使った将来の運転支援のコンセプトを、NTTのエッジコンピューティング技術と高信頼無線技術と、PFNのぶつからない事象を学習するディープラーニング技術とその分散処理技術を用いて実現。