くらし情報『映画『チェリまほ』に込めた、原作が持つ希望の力…制作側が共有していた思いとは』

2022年4月16日 13:00

映画『チェリまほ』に込めた、原作が持つ希望の力…制作側が共有していた思いとは

映画『チェリまほ』に込めた、原作が持つ希望の力…制作側が共有していた思いとは

現在ヒット中の映画『チェリまほ THE MOVIE』。豊田悠氏による同名人気コミックを実写化した同作は、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)と、社内随一の人気者で仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)の恋模様を描く。テレビ東京の木ドラ25枠で『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』として放送されると深夜枠にも関わらず注目を受け、海外人気も爆発することとなった。

今回はドラマの企画から同作を手がけた、テレビ東京の本間かなみプロデューサーにインタビュー。作品を届ける上で気をつけたことについて、話を聞いた。
○■脚本家・監督と共有していた思い

――映画版では、安達と黒沢が恋人であっても「何かあった時に連絡が取れない」といった、実際に現実に同性愛者の方々に起こっているできごとも描かれています。「そういった状況はおかしい」という声がさらに高まっている現実の状況と、映画がリンクしているところがあると思ったのですが、そういう意識はされていましたか?

今、映画としてやる意義は考えていました。性的マジョリティに保障されていることが性的マイノリティには保障されていないこと、選択肢に大きな偏りがあることは、人権の侵害だと思います。

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