くらし情報『年300回以上のUI変更は「小さな単位」のPDCAサイクルから - グルメサービス「Retty」UIの現在と今後』

年300回以上のUI変更は「小さな単位」のPDCAサイクルから - グルメサービス「Retty」UIの現在と今後

はい、増えましたね。アプリの利用全体で「行きたい」の登録数が上がったことによって、行きたいお店がストックされていって、それを見るためにアプリを立ち上げ、またお店探しをする…というユーザーさんが増えました。

――今回取材するにあたって見ると、少し前とUI(グラフィック)の変更があると感じる箇所がいくつかあったのですが、近々(半年以内)で行った改修のなかでもっとも効果があったのは?

一番効果が上がったのは「投稿数を上げる」プロジェクトです。コメント投稿のUIを大きく変えたことが、投稿数増加に大きく寄与しました。これまでは、コメント投稿にあたって必要なすべての要素を、ひとつの画面に詰め込んでいたんです。この旧UIがユーザーに与える印象として、圧迫感がある、たくさんのことをしなくてはいけないので抵抗を感じてしまうという仮説を立てました。

改修後は入力項目をひとつずつ表示し、入力後に次を提示するようにして、自然な流れで投稿できるようにしました。この変更が最も投稿率の増加に影響を与えました。


PCであれば画面が大きいので、さまざまな情報をひとつの画面に入れ込んでもそこまで圧迫感は感じません。

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