年300回以上のUI変更は「小さな単位」のPDCAサイクルから - グルメサービス「Retty」UIの現在と今後
ですが、スマートフォンは、限られた面積の画面しかないので、体感的に圧迫される感覚が強くなってしまいます。
現在のUIは項目を減らしただけでなく、表示面積も削減しました。画面の下部のバナー上で投稿が完了するので、見せ方によって投稿に対する心理障壁を下げることに成功しました。
――UI変更に際して、投稿者数などの数値以外に、ユーザーヒアリングなどは実施していますか?
はい、こういったユーザーさんからのヒアリングも「全員」でやっています。
――職能問わずですか?
はい。要は、デザインは対話から始まると考えているので、ユーザーさんの課題は何なのかまず対話するところから始めています。ヒアリングをして、どういうところに課題があるのか全員で考えます。
――手段は対面ですか?
要件や聞きたい内容によって様々で、対面でも実施しますし、Web上や電話ヒアリングもよく実施します。
Rettyのユーザーさんはみなさん親切で、電話ヒアリングをしたいというメッセージを送ると、かなり高い確率で応じてくださるんです。電話で質問をする中で、どういうところに課題があるのか見つけることを定期的に行っています。