くらし情報『肥満を伴う月経異常、不妊原因の1つ「多嚢胞性卵巣症候群」のリスクあり』

2016年3月4日 16:34

肥満を伴う月経異常、不妊原因の1つ「多嚢胞性卵巣症候群」のリスクあり

は約67%と、3人に1人の割合で異常が見られたという。

正常群と異常群を比較すると、正常群の方が異常群に比べて1日に必要な栄養量を摂取している「エネルギー充足率」が約19%高いことがわかった。中でも、炭水化物とレチノールの摂取量が高いという。

また、体組成データの比較では、異常群の方が体重やBMIが有意に高く、肥満傾向であることも明らかになっている。肥満を伴う月経異常は、卵子をうまく排出できない婦人科疾患である「多嚢(のう)胞性卵巣症候群(PCO)」の可能性もあり、不妊の原因の一つとも考えられている。そのため、早めに婦人科を受診し、適切な指導・治療を受けることが重要になるとのこと。

第1回目のワークショップ参加時点では、参加者の約95%がエネルギー摂取量不足の状態にあり、食物繊維および鉄分は100%が不足、カルシウムは81%が不足、塩分や脂質は半数以上が過剰摂取状態にあることがわかった。一方、76%の参加者がバランスのよい食事を「だいたい取れている」「十分に取れている」と考えており、意識差があることも明らかとなった。
また、女性に必要な1日の摂取エネルギーは、身体活動レベルが「ふつう」

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