2016年3月7日 22:54
Cortanaがユーザーの秘書になる日 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
と語っていた。その概念が、Cortanaからの通知でようやく腑に落ちた。
そもそも人の記憶は不確実である。大事な用事や思いついたアイデアも書き留めなければ、忘れてしまうことがある。そのため我々は、ToDoのようなタスクリストやメモを活用してきた。だが、それらは後で確認しなければ意味をなさない。Cortanaのリマインダーはユーザーが自らアクションを起こさなくても、忘れていた用事を思い出させてくれる。これがプロアクティブな情報提供なのだろう。
筆者はWeb版のGoogleカレンダーでスケジュールを管理し、同期したiPhoneアプリで参照してきた。日々の執筆活動もGoogleカレンダーのタスク機能を使用している。Googleカレンダーに統一することで、スケジュールとタスクを簡単に確認できるからだ。
Microsoftは2015年6月にToDoアプリのWunderlistを買収したが、現時点でMicrosoftからタスクアプリケーションがリリースされる気配はない。だが、WunderlistがWindows 10のカレンダー(Outlook.com)と融合すれば、Cortanaが次の予定やその日の作業を教えてくれるため、日々のスケジュール管理は容易になるはずである。