2016年3月18日 11:30
アクティブ・ラーニングで存在感を示せるか!? レゴエデュケーションがみせる強い自信
●ブロック玩具を教育現場に生かす
「アクティブ・ラーニング」という言葉がよく聞かれるようになった。ここでいう“アクティブ”とは、運動する・体を動かすということではなく、“能動的”に学習するということだ。たとえば、大学授業における「グループディスカッション」「協働研究」「グループ発表」といった流れがこれに当たる。「クイズ形式の授業」などもアクティブ・ラーニングに加えてよいだろう。このアクティブ・ラーニング分野において、強い自信をみせているのがレゴエデュケーションだ。
○280ピースのブロックとプログラム用ソフトのセット
レゴエデュケーションはブロック玩具のトップ企業、レゴ社の教育事業部門のこと。ブロック玩具とプログラミング機器を組み合わせた教材「レゴ WeDo 2.0」を4月から発売する。
この教材は280ピースのブロック、2つのセンサー、モーター、プログラミング用ソフトウェアなどで構成され、課題にそったモデルを組み立て、パソコンやタブレットを使ってそのモデルに特定の動作を設定する。
レゴエデュケーション 日本代表 須藤みゆき氏は、「日本には20,000校におよぶ小学校があるが、3年間で2,000の教育機関にレゴ WeDo 2.0を30,000台導入したい。