くらし情報『塩田紳二のアンドロイドなう (114) Android Wearを再評価してみる』

2016年3月18日 13:51

塩田紳二のアンドロイドなう (114) Android Wearを再評価してみる

また、このとき、手首の回転でスクロールするなどのジェスチャー認識機能も搭載されます。また、無線LANやGPSに対応したのもこのときです。すでに前年の発売となっていた一部の機種には無線LANが搭載されていました。逆にいうと、初期に登場したスマートウォッチの中には、無線LANを搭載しながら、ほぼ1年間も使えないままの機種があったのです。

本格的なAndroid Wearの機能発展はこのときがスタートだったといえるでしょう。その後、地図アプリの投入やずっと利用できる低消費電力のアプリの導入などが行われたのち、2015年の8月には、Android Wear 1.3が登場します。機能的にはタッチ操作が可能な文字盤アプリや文字盤のペア設定となる「Together」機能などたいした機能がないのですが、iOSのサポートが開始されます。Android Wear 1.2が飛ばされたのは、何か理由があるのでしょうが、Android Wearの最初となる1.1のあと1.3は3カ月後に出荷されています。
なお、昨年11月には、Android Wearで直接モバイルネットワークをサポートするという発表が公式ブログにあったのですが、対応する予定のLG製のハードウェアが出荷されなかったため、いまのところモバイルネットワーク機能を使うAndroid Wearは登場していないようです。

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