2016年3月18日 13:51
塩田紳二のアンドロイドなう (114) Android Wearを再評価してみる
また、専用ケーブルを装着すると充電専用の時計表示画面(写真04)になるのですが、1.4にアップデートしたら音が鳴るようになりました。やはり、要所要所で音が鳴るというのも確認という意味では必要なことだと思います。スピーカーのない機種では、バイブレーターの振動が音代わりで、「音」として認識できないわけではなかったのですが、「ブーッ」という感じで何かが震えている音よりも、「澄んだ音」が聞こえるほうが、心地がいいのは確かです。身につけていつも使うものなので、こうした心地よさというのも重要かと思います。
実際に音声契約のあるSIMを入れたスマートフォンと組み合わせて、音声通話をためしてみたのですが、ちょっと籠もった音がするものの、通話は可能でした。着信だけでなく、電話帳やダイヤルパッドから発信することも可能です(写真05)。ディックトレーシーかウルトラ警備隊かという感じですが、複雑な話をしなければ、これでもいいかという気はします。逆に、周囲に丸聞こえなのでビジネスなどの込み入った話では使いたくない機能といえます。
「腕時計型電話」みたいで、格好はいいんですけど、実用性は、Bluetoothのヘッドセットのほうがあるような感じです。