くらし情報『KDDIがハクトのメインスポンサーに、月面での通信に技術協力も』

KDDIがハクトのメインスポンサーに、月面での通信に技術協力も

とコメント。KDDIは50年以上前に、日米間の衛星テレビ中継を初めて実現した企業。地球を飛び出し、月面からの映像を中継するのは、これに続く大きなチャレンジと位置付ける。

今回、KDDIは「月面通信」と「動画・静止画伝送」の2点で貢献していくという。

ハクトのローバーは、米Astroboticのランダーに相乗りして月面に到達(参考記事:民間月面探査チーム「ハクト」が計画を発表 - 2016年後半にFalcon 9で打ち上げへ)。地球との通信はこのランダーを経由することになるが、まず最初の課題は、どうやってローバー/ランダー間の通信を途切れさせないようにするかということだ。

地形の起伏により、ローバーが隠れて見えなくなる可能性がある。走行して傾けば、アンテナの向きも変わる。
月面では、電波の回折や反射が地球とは異なり、電波の飛び方の予測が難しい。走行中にレゴリスが舞い上がると、成分によっては通信に悪影響を及ぼす恐れがある。こういった様々な課題を解決しなければならない。ハクトのローバーは、より高速な2.4GHz帯と、より遠くまで届く900MHz帯の両方に対応するハイブリッド通信システムを搭載する計画だ。

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