2016年3月25日 11:30
2016年は多層かつ連携したセキュリティ対策の提供を - トレンドマイクロ
という3つのレイヤーから構成される。
Connected Threat Defenseでは、同社の各種製品を連携させ、企業環境内の各ポイントでの脅威情報を俯瞰的に一元管理することで、脅威に対する迅速な初動対応や原因追究調査、感染被害範囲の最小化を実現する。
チェン氏は「2015年にConnected Threat Defenseを構成する製品を完成させ、2016年はこれらを提供していくことができる」と語った。現在、Connected Threat Defenseを構成する製品のうち一部が連携に対応しており、今年中にすべての製品の連携が完了する予定だという。
「Network Defense」を実現するソリューションには、同社が買収したTippingPointの製品が含まれる。チェン氏は「高度な脅威を検知する、われわれの『Deep Discovery』とワイヤスピードでの防御が可能な『TippingPoint IPS』を組み合わせることで、新たなチャンスを生み出すことができる。また、TippingPointから300名のエンジニアを迎え入れることができたのも喜ばしい」と、TippingPoint買収による意義にも言及した。