2016年3月29日 11:00
変わるラブホテル! 「レジャーホテル」はホテル不足の受け皿となり得るか?
余裕ある客室面積や大型テレビは常識である。VOD(ビデオ・オン・デマンド)やカラオケまで無料の施設も多い。ジャグジーや浴室テレビは一般的で、サウナまで設けるホテルもある。
そもそも防音にも優れている。そんな条件を活かし、"女子会"というような一般客をもターゲットにする動きが活発になっている。例えば、福岡県福岡市で人気を博する「ホテル ララ ツカサ」で人気の客室は、リビングルームに加え、何とベッドルームが2室あるヨーロピアンスタイルの一室。加えて、岩盤浴や露天風呂も設置し、もはやリゾートホテルの雰囲気だ。
加えて、50インチテレビに通信カラオケなど至れり尽くせりの設備。
くるくるドライヤーや、マイナスイオンカール&ストレートヘアアイロン、コスメミラーなど女性を意識した備品もそろう。この客室へ来ることが目的となるようなホテルを目指したと経営者は話す。
また、都市部の施設ではビジネスユースの取り込みもみられる。東京・大塚駅前の「ホテル アペルト」では、ビジネスプランとして缶ビールやおつまみをプレゼントするシングルユースのプランを打ち出し好評だ。
○訪日外国人客も安心して利用できる!?
レジャーホテルはさらに、訪日外国人客にも目を向けている。