JAL入社式、1,468人が松井秀喜と共に紙飛行機で"世界で一番愛される翼"誓う
一人ひとりの輝く個性を大事にしてほしい。真剣にぶつかったときにイノベーションが生まれるものです。今、みなさんが持っている無垢(むく)な心、謙虚な気持ち、情熱をJALグループが必要としています。世界一はひとりで成し遂げられるものではありません。かけがえのない仲間とともに世界に選ばれる翼を目指し、今日から一緒によろしくお願いします」(植木社長)。
○「私もJALのファンです」
入社式の特別ゲストとして、元メジャーリーガーの松井秀喜氏がサプライズで登場。突然の出来事に、新入社員からも驚きの声があがった。松井氏がメジャーに挑んだ2003年、その翼を担ったのがJALだったという。
いろいろな不安の中で、JALのサポートが力になってくれたと、当時を振り返って松井氏は語った。
「みなさんは今、ルーキーですね。13年前にJALに乗ってメジャーに挑むという私には希望とともに不安がありましたが、JALの温かさに触れて不安が少し和らいだことを覚えています。私は野球に対して不器用でしたが、練習は苦ではありませんでした。若い内にいっぱい失敗をしてください。その失敗は次の成功につながります。私もJALのファンですが、みなさんの力でファンを増やしていってください」