くらし情報『Ubuntu支援のCanonical、次期Windows 10 Bashシェルの舞台裏を披露』

2016年4月1日 17:49

Ubuntu支援のCanonical、次期Windows 10 Bashシェルの舞台裏を披露

背景にはMicrosoft Researchの技術が存在し、Kirkland氏は「Ubuntu ELFバイナリをWindowsで直接実行できる」と説明しつつ、今回の準備については次のように説明した。

ラッピングしたUbuntuのルートファイルシステムを、Windowsアプリケーションパッケージ(拡張子「.appx」)としてWindowsストアにアップロードしている。その際はXMLファイルの編集や各サイズのPNG形式ファイルを用意しなければならず、非Windows開発者である同氏は、Microsoft Visual Studioの操作に苦戦したという。なお、現在はUbuntu 14.04 LTSを用いているが、近いうちにイメージファイルはUbuntu 16.04 LTSに置き換わる。

Kirkland氏は、20年以上オープンソースの世界に身を置いてきたが、今回の取り組みを「オープンソース開発者にとって夢のような出来事だ。Windows 10デスクトップをオープンソース技術で埋め尽くせる」と説明した。阿久津良和(Cactus)

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