2016年5月7日 10:00
日本でリメイクされるドラマ『ミセン-未生-』の魅力とは? - web漫画から大ヒット、非正規雇用問題や演技ドルの活躍に注目
アイドルグループに所属しながら、リアリティのある働く若者の役を数多く演じてきた中島裕翔とも重なる部分がある。
主人公のグレ以外にも、魅力的なキャラクターがドラマを彩る。グレが所属することになる営業3課のオ課長(イ・ソンミン)は、仕事熱心で半ば強引な部分もあるが、実は部署や会社全体のことを冷静に見つめることができ、情に厚い人である。グレの同期も、それぞれに葛藤を抱え、最初は競争相手であったが、次第に強い友情で結ばれる。また、会社のチェ専務(イ・ギョンヨン)や、人事異動でやってきたパク課長(キム・ヒウォン)など、個性豊かで一筋縄ではいかないキャラクターが物語を盛り上げた。すでにドラマを見ている『ミセン』のファンは、中島裕翔以外にも、どんな俳優がキャスティングされるか、ドキドキしながら見守っているようだ。
『ミセン』は、韓国のドラマではあるが、非正規雇用問題、パワハラ、セクハラ問題、社内の人事抗争、ワーキングマザー問題など、日本でも関心のある話題が毎回のテーマとなっている。これらの問題が、どんな風に日本の問題へと置き換えられ、料理されるのかも、大いに期待されている。
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「ミセン-未生-」