2022年7月28日 10:30
相葉裕樹、役者として安定感増す活躍の裏にとにかく練習「平均点を高めていくしか…」
――最後に改めて今作の大変なところや、注目ポイントを教えてください。
とにかく2人で約10役を演じます。僕が演じる役で言うと、クイックリー・モリスという兄弟のエージェントは早口でまくしたて、ビックスという音響エンジニアは耳が遠いという設定で、個性の強いキャラクターがどんどん出てきます。ラップが入ってくるような感覚もあるし、それからやっぱりタップを踊るのも大変です。2人、もしくはソロで踏む場面もあるので、本当に挑戦になります。
また、レベッカという女優を演じるのは難しいと思いながら稽古しています。女性の声を意識して歌う経験は初めてかもしれません。焦りたくないけど、焦りますね。
あとプラス2週間は稽古期間がほしい!「なんで俺、Season Aなんだろう!?」と思います(笑)。それくらい大変ですけど、観てる方には絶対に楽しんでいただける作品になっています。
■相葉裕樹
1987年10月1日生まれ、千葉県出身。2004年映画デビュー、ミュージカル『テニスの王子様』(05年~08年)で初舞台デビュー。以来映像・舞台・アニメと様々な作品で活躍し、『侍戦隊シンケンジャー』(09年)、『戦国鍋TV ~なんとなく歴史が学べる映像~』(10年〜12年)