2022年7月28日 10:30
相葉裕樹、役者として安定感増す活躍の裏にとにかく練習「平均点を高めていくしか…」
作品の難しさや、俳優としての思いについても話を聞いた。
○■最終的にはもう、心
――今回は兄のジミーとして、浜中さん、横山さんと2人の弟と舞台に立つことになると思います。違いは感じていますか?
お二人と稽古をしていて賀三くんはまだ十代で、リアルな弟感、フレッシュさがあって「かわいいな」と思います。浜中さんは飄々とした雰囲気を持ってらっしゃるので、佇まいにしても全然違いますし、演じる以前の本質と言うのか、役者としての武器や個性が違うということを実感しています。もう、存在しているだけで違うなあと思って。
――Season A〜Cまであるということで、他のシーズンについて意識することや、雰囲気の違いを感じることなどはありますか?
正直、他の方たちのことを考える余裕がないです。本当に今、自分との戦いです。ある程度余裕が出てきたら違いも感じられたりするかもしれないですが……。
皆さんセリフも歌もダンスも覚えるのが早いので、僕は覚えることに苦戦しています。Season Aで同じジミー役の日野さんはすごくフランクな方なので、話しやすく、励まし合いながらやっています(笑)。互いに「頑張ろうね」という感じです。