2016年6月3日 06:00
ピース又吉、ドラマ化された『火花』に大感激「僕の人生に対するご褒美」
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が2日、東京・Zepp ダイバーシティ東京で行われたNetflixオリジナルドラマ『火花』(3日配信開始)の舞台あいさつに登場。自らの小説が映像化されたことに、「僕の人生に対するご褒美やなと本当に感じています」と感激を語った。
同作は、又吉が執筆した第153回芥川賞受賞作の同名小説が原作で、売れない芸人・徳永(林遣都)と、その彼が師と仰ぐ先輩芸人・神谷(波岡一喜)の姿を通して、笑いとは・才能とは・生きるとは・人間とはを描くもの。今回、5人の監督によって映像化された全10話が、世界190カ国に一斉に配信され、このイベントには香港と台湾のメディアも取材に入った。
又吉は、ドラマ化された作品を見て「そこまで長い小説じゃないんで、原作で書いてない部分をどうするんやろう、大変やろうなって思ってたんですけど、その部分ですごいグッときた」と感想。今作を書くにあたって思い描いていた風景が、「僕だけのものじゃなくて、みんなが一緒に見てた風景なんだ」ということを、映像を見て気づいたのだという。
このことで、又吉は「本当に良いものを見れたというか、原作者としてNetflixの作品に関われて良かったなと、とても感動しています」